1. ゴムの機械加工
ゴムを切る、ゴムを削る、ゴムを穿孔する、ゴムの接着など板ゴムやゴムシートを専用の機械
で加工を行います。単に断裁機やスリッターでゴムを直線に切断するだけではありません。曲
線や穴明け、さらに強力な接着加工や粘着剤の貼り加工も行います。厚さも 1 mm から 100
mm まで、ときにはこれ以上の厚さでも、幅や長さを指定通りの寸法に仕上げます。用途は特
定できないほど様々ですが、どこよりも早く、何処よりも安く、どこよりも精度良くをモットーに
して製品を供給します。ゴムの種類は数多くありますが、入手できるゴムはすべて加工できま
す。また機械加工は万能ではありません。機械加工で対応できないゴム製品は成型加工も致
します。以下の写真は機械加工や成形加工のほんの一例です。(厚さ50mm以上のゴム板は
接着により厚くします。)
ゴム素材
一般に良いゴムとは良く伸びて反発の大きいゴムです。各種合成ゴムが発明されて、その品種は星の数ほどになり ました。しかし未だ総合性能において、天然ゴム(NR)に勝るゴムは存在しません。黒ゴムといわれる天然ゴム(NR) と、それに似せて造られたといわれるイソプレン ゴム(IR)、スチレンブタジエン ゴム(SBR)、ブタジエン ゴム(BR)の4 種はタイヤ用ゴムとして大量に使用され、故にこれらを汎用ゴムといいそれ以外のゴム(クロロプレン、シリコーン、 ウレタン、フッ素等)を特殊ゴムといいます。原料に薬品を練り込んで多様なゴムを造り出し、同じ比重同じ硬度のゴ ムでも他の性能が大きく異なることがあります。ゴムの性能を十分に発揮させる用途に対しては十分な確認が必要 です。ゴムの用途がわかれば最適な材料を提案することができます。
(原料ゴム) 厚さ50 mm 厚さ 100mmのゴム板
厚い板ゴム材料 厚さ100mmの板ゴム、50mmのゴムを接着して作る。

1. 1  ゴムの機械加工
住宅用耐震ゴム 建築構造物の防振ベース 機械加工の例
ゴムのようには見えないゴム製品 どういうところに使用されるか定かでないゴム加工品 様々な工夫により加工されたゴム製品。どうやって加工したか首をひねる加工品もある。

直径1m の内径テーパー加工(厚さ10mm) テーパー ゴム(溝、取付穴任意)
円周方向断面を
左図のように研
削加工したも
の。通常は不可
能な加工である
が、治具の工夫
により、正確に
1 個からでも
製作出来る。   
形状は簡単だが、テーパー加工に工夫がいる。
 テーパー ゴム 仕様 :住宅、介護施設、工場等の段差緩和に最適 (材質:汎用ゴム 他)

このテーパー加工したゴム板はバリアフリー
用である。老人ホームや介護施設などの段差
を解消するためのものです。
L:500〜5000mm
h:10〜50mm
W1:0〜200mm
W2:≒h/0.15〜h/0.35
テーパー部角度は
  平均 約 10°

1.2. ゴムの成型加工品 機械加工では対応できない形状や量産品の場合は、成型加工を行う。
成型加工も万能ではなく成型品を後で機械加工することもあります。
成型機械部品 戸あたりゴム 後加工の成型品
送風機のゴム部品である。単なる成型品ではなく見えないところに加工の工夫がある。 これを機械加工することはない。成型加工が最も適した製品。 金属とゴムの組み合わせは多い。成型で終わりではなく後から機械加工しなければならないものも多い。 成形後に孔加工をしたも の。傾斜面に孔をあける のはドリルが逃げて正確 にあけるのは不可能とし て他で拒否されたものを 当社に持ち込まれたもの です。

1.3 クロスマット (防振ゴム)
        (1m×1m、10、15,20 t )
機器類の振動を吸収する防振ゴムシートです。両面に クロスして設けら深い溝が効果を発揮します。
  表面につけた平行溝は
表裏で直交している。防
振のページでも紹介して
いるが、通常の成形では
なくプレス成形であり、
加工は切断のみ、現場で
も容易に切ることが出来
るゴム シートである。
材質:NR+CR 厚さ: 10、15、20
幅:500 mm、1000 mm
長さ: 1000 mm

 1.4 防振部材

防振ゴム部品(寸法:50×50×20)一般機械の支持及びつり下げ用。
防振ゴムにはそれぞれの機 器に適した多くの標準品が 用意されています。

汎用機械、計測機器、空調 機器、エンジン、送風機、 音響機器、冷凍機、コンプ レッサー、ポンプ等。

 材質: CR
 硬度: 65°


Sapporo Rubber Co.,LTD